ピアニストやピアノ教師をしていると、よくこのようなことを言われたりすることがあります…
「先生は何でも弾けて才能があってすごいですね。」「うちの子、才能があるのでしょうか?ピアノに向いてますか?」
私はいつもこうこたえます。
「最初から才能がある人なんて存在しません。もちろん、音楽の場合、素質があるかどうかという部分は多少はあるものの、「才能」というのは、よく言われるように、まさに99パーセントの努力があってこそ生まれるものだと思います。どんな人でも、根気よく絶対諦めずに続けていれば、ある程度のレベルまで必ず弾けるようになります!その努力こそが「才能」です。」
どんなこともすぐにできるようになることは無いというのはわかっていても、できないとすぐに無理、と諦めてしまうパターンがとても多く見受けられて、日々残念に感じております。。。
私のクラスでは音楽に対して決して妥協せずレッスンしておりますが、嬉しいことに普段お子さんも大人の方もとても楽しくレッスンを受けてくださっています。皆さんピアノが大好きです。
しかし私は、甘えや「諦める」姿勢が生徒にみられ始めた時には、何よりも厳しくアドバイスするようにしています。諦めが入ってしまった瞬間に脳が「できない!」に切り替わり、普段できることも途端にできなくなってしまったり、気持ちがもう先に進めなくなってしまってその生徒の自立や「才能」の邪魔をしてしまうことになるからです。本当はもっともっとできるのに、とてももったいないことです。
1人でも多くの生徒の夢を一緒に叶えるため、それぞれの生徒にとって1番最良の方法でレッスンし、間違った道にいきそうになれば根気よく厳しく直していくよう心がけています。
「先生は最初から弾けるのではない。最初から才能があるのではない。」ということを、実体験とともに今後お話していきたいと思います♪♪?
それによって少しでも多くの小さな音楽家たちが救われますように✨
続く……